薄利多売のチケット販売モデルからの脱却

DX(デジタルトランスフォーメーション)
  • 現実空間と仮想空間を融合したクロスリアリティ(XR)
  • チケット販売は薄利多売
  • オンラインライブで海外客を呼び込め

アニメ進撃の巨人 ファイナルシーズンの主題歌として人気の曲。
そのヒットの裏には、チケット販売のぴあが関わっています。
今回はチケット販売モデルから脱却を図る同社について迫ります。

PEACE-MAN
PEACE-MAN

進撃の巨人の主題歌いつも壮大で凄い!

スポンサーリンク

薄利多売のチケット販売モデルからの脱却

アニメ進撃の巨人のオープニング曲として世界的に人気の「The Rumbling」。
歌うのは「SiM」という日本人パンクバンドで、とある配信ライブにて映像が流れました。
メンバーの背後にある巨大なLEDモニターには、進撃の巨人に登場する超大型巨人の大群が現れ、メンバーたちを踏みつぶすように迫りくる映像が映し出されます。

これはチケット販売で有名な、ぴあ社が主催するライブの1コマです。
現実の被写体と仮想空間の背景を組み合わせて撮影する「バーチャルプロダクション」と呼ばれる手法で制作された、現実空間と仮想空間を融合したクロスリアリティ(XR)を楽しむことができます。

同アニメの主題歌となった「The Rumbling」を2022年1月に発表すると、配信サービスでの再生回数が1億回を超えるヒットを記録しました。
さらにぴあ社が制作を担った、進撃の巨人とコラボしたミュージックビデオ(MV)を3月に公開すると再生回数は2500万回を突破。
このMVの世界観をライブとして体験してもらおうというのが上述のライブの狙いです。

音楽ライブやスポーツ観戦などのチケット販売で知られるぴあ社ですが、近年はこの配信ライブのように自ら興行を企画・主催する機会が増えています。
チケット販売で業績を伸ばしてきた同社ですが、そもそもこのビジネスモデルの収益構造としては、興行主からチケット料金の一部を手数料として徴収するというもので、「薄利多売」だったようです。

そこで同社が目を付けたのが、自ら興行主側に回ることでした。
2010年代からは、ぴあフェスなどのいわゆる「フェス」形式のイベントを主催し業績を上げてきました。
しかし、そんな中で迎えたのがコロナ禍。
度重なる緊急事態宣言などの影響でライブエンタメは大打撃を受けます。
そのため、同社はコロナ禍で台頭したオンラインライブに可能性を見いだしました。
ただ、オンラインライブの体験価値というのは、やはりリアルに比べてどうしても劣化し「制作費がかさむ割には収益を生まない」という問題点もあります。
一方で、オンラインライブは海外のファンなどにもあまねくコンテンツを届けることが可能であり、かつ集客数に天井がありません。
実際に上述のSiMの人気は海外で火が付いたとされ、バーチャルでしか実現できない表現手法でライブを世界に配信した方が収益性は高くなる可能性があるようです。

ぴあ社は元々は出版から始まり、チケットのネット販売や、興行主側に回ったり、今回のようなオンラインライブを主催するなど、いち早くDXを取り入れて時代に合わせた変化を行っています。

まとめ

確かにぴあと言えば、チケット販売のイメージが強いですが、よくよく調べてみると興行主側にシフトしているのですね。

ピーちゃん
ピーちゃん

リアルライブ好きだけど、オンラインをお手軽で良いよね♪

今回の話題はいかがでしたでしょうか?
思うことがあれば是非、コメント欄に記載して頂けると嬉しいです!
ご高覧ありがとうございました。それではまた次の記事で!



コメント

タイトルとURLをコピーしました